NVIDIA、「ABCI-Q（日本の量子研究用スーパーコンピュータ）」を強化

NVIDIAはカリフォルニア現地時間2024年3月18日、国内で量子コンピューティングの取り込みを推進するために設計された日本の新しいスーパーコンピュータ「ABCI-Q」に、同社のアクセラレーションおよび量子コンピューティング用プラットフォームが採用されることを発表した。

富士通が産業技術総合研究所（産総研）量子AIビジネスグローバル研究開発センター（G-QuAT）で構築した、ABCIスーパーコンピューティングセンター「ABCI-Q」は、来年早々に配備・運用の予定で、将来の量子ハードウェアとの統合を想定しているという。

ABCI-Qは、日本の量子技術イノベーション戦略の一環であり、AI、エネルギー、生物学の研究を含め、企業や社会が量子技術から恩恵を受ける新たな機会となることを目的としている。

このシステムは、量子回路シミュレーションや量子機械学習の進歩、古典と量子のハイブリッドシステムの構築、量子技術に着想を得た新しいアルゴリズムの開発のためのプラットフォームになることが期待されている。

詳細はニュースリリースとして、こちらのリンク1、またこちらのリンク2、を参照。