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PsiQuantum、DARPA主導のUS2QCプログラムにおいてフェーズ2に選定される


2023年初頭、DARPA(米国防高等研究計画局)は、量子コンピューティングに関する革新的なアプローチにより、従来の予測をはるかに上回るスピードで実用規模の運用を実現できるかどうかを判断するため、「US2QC(Undexplored Systems for Utility-Scale Quantum Computing)」というプログラムを開始した。



これは4つのフェーズからなる5年間のプログラムで、最終目標は汎用量子コンピューティングを実現するフォールトトレラント量子コンピュータを開発することだ。


最初のフェーズでは、設計コンセプトの提示を受けて、フォトニックベースアプローチの PsiQuantum、中性原子ベースアプローチの Atom Computing、トポロジカル量子ビットアプローチの Microsoftが選ばれた。


1年にわたる政府の調査・選定により、PsiQuantumのフォトニック・アプローチが、US2QCプログラムの次フェーズに進む価値があると判断された。


焦点はフォールトトレラントなプロトタイプ設計に移る。この目的は、実用スケールの量子コンピュータが設計どおりに構築され、意図どおりに動作できることを示すことである。



追加情報は、Businesswireのニュース記事を参照。



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PsiQuantum: 設立は2015年。カリフォルニア州パロアルトに本社を置く非公開企業。同社の唯一の使命は、世界初の実用的な大規模量子コンピューターの構築である。フォトニック量子コンピュータの開発をおこなっており、当初よりNISQには興味を示さずフォールトトレラントの開発を目指している。

 
 
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