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Quantum Research Sciences、米国空軍初となる量子コンピューティング・フェーズⅢ契約を締結

量子ソフトウェア企業の Quantum Research Sciences(QRS)は、米国防総省初の運用可能な量産レベルの量子コンピューティング・ソフトウェアを提供するため、米空軍から250万ドル(約37億円)、3年間のフェーズⅢ中小企業技術移転(STTR)契約を獲得した。


CEOのEthan Krimins氏は、「同社は量子コンピューターを使用して、散発的または頻度の低い需要がある部品を含む最適な在庫レベルを正確に特定したと述べた。空軍が最初の顧客となるが、このソフトウェアの機能により国防総省全体で利用できるようになる」と述べている。



サプライチェーンの課題は深刻で、アメリカ空軍第418サプライチェーン管理飛行隊のディレクターであるCurtis Mears氏は以下のように語る。


「適切な在庫がないと、産業やサプライヤーの調達プロセスにストレスがかかる一方、過剰在庫は保管、セキュリティ、メンテナンス、盗難、設計の陳腐化などに関連したコストがかかる。サプライチェーンの予測は、せいぜい知識に基づいた推測である。単なる推測である場合も。組織にとっては、その結果、販売、利用、清算できない在庫に何千万ドルも抱え込むことになる」。


詳細はパデュー大学HPに掲載されたニュースリリースを参照。



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Quantum Research Sciences (QRS) :インディアナ州ウエストラファイエット、パデューに拠点を置いている。実用的な量子ソフトウェアの開発、提供に重点を置いたアメリカのテクノロジー企業。QRSは国防総省初の運用可能な量子ソフトウェアを作成し、新しい量子ソフトウェア・アプリケーションの開発に日々取り組んでいる。

 
 
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