Quantum Sweden(量子スウェーデン)発足、Vinnova(スウェーデン・イノベーション庁)の資金提供
- Hideki Hayashi

- 2024年1月14日
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スウェーデンにおける量子研究をイノベーションにして、競争力を強化するために「Quantum Sweden」と呼ばれる新しいプラットフォームが立ち上げられた。
スウェーデンは、WACQT(Wallenberg Center for Quantum Technology)の主導により国際的な活動をおこない、さらに全国には幾つかの協会が活動をおこなっているが、これらを結び付け、量子研究がイノベーションに発展し、社会に利益をもたらし、国の競争力に貢献するための条件を作り出す力が不足していた。
「Quantum Swedenは、WAQCTを補完・調整し、2023年春に開始したスウェーデンの量子アジェンダに関連して取り組むこともできます。国際的な文脈において、量子分野におけるスウェーデンの総合力も必要です」と、Vinnovaの発起人の一人であり、提案募集の責任者であるUlf Öhlander氏は述べている。
Quantum Swedenは、Chalmers Industrial-Technology財団が主導している。このプロジェクトには、WACQT-IP、Rise、GU Ventures、KTH のイノベーション オフィス、ルンド大学、リンシェーピング大学、チャルマーズ工科大学カレッジ、さらに Ericsson、Scalinq、Con-science などの企業が参加している。
詳細は、INNOVATION NEWS NETWORKのこちらの記事を参照。


