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SandboxAQ、計算化学の先駆けであるGood Chemistryを買収

SandboxAQは、計算化学の先駆けであるGood Chemistry社を買収したことを発表した。


数日前「量子・AIとセキュリティ:SandboxAQの戦略」の記事でSandboxAQを紹介した。


Good Chemistryは、1Qbit(量子コンピューティング用AIを専門とするバンクーバー企業)からスピンアウトした企業である。Good Chemistryは、材料や薬剤を設計するための量子化学シミュレーションが専門。同社のQEMISTクラウド・プラットフォームは、機械学習、量子コンピューティング、および「量子化学における新しいアルゴリズム」を使用している。


SandboxAQにとってこの買収は人材獲得が目的といわれ、プレスリリースでは「Good Chemistryの買収により、25人の計算化学者、量子化学者、AIおよびソフトウェアエンジニア、量子コンピューティング科学者がSandboxAQに追加され、ダウケミカルなどとの協力による重要な分野の専門知識も得られる」と書かれている。


Good ChemistryのCEOであったArman Zaribafiyan氏は、「AI、量子、クラウド、ハイパフォーマンス コンピューティングの急速な進歩により、Good ChemistryやSandboxAQのような企業は、化学に対する考え方を再発明し、製品をより安全・より強力で、持続可能なものにする方法を発見し、社会を再構築する機会を手に入れました」と意義を語る。


詳細はSandboxAQのHPに掲載されたプレスリリースを参照。


 
 
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