量子アルゴリズムのQuanmatic、早稲田大学量子技術社会実装拠点「QuRIC」に参画
- Hideki Hayashi

- 2024年1月23日
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本年1月16日早稲田大学は、ハードからソフトまでをつなぐ量子研究総合拠点‟QuRIC”を開設した。大学発の量子技術の社会実装を通じて、わが国の量子技術イノベーションを加速させるための拠点として広く社会に認知され、政府が掲げる量子未来社会ビジョンの実現に貢献していくことを目的としている。
QuRICは、「早稲田大学において量子技術に係る研究を進める複数の研究ユニットを横断的に連携させ、戦略的な拠点を設置するもの」と述べられている。QuRIC開設の詳細は16日付のニュースリリースを参照。
QuRICには、早稲田発スタートアップ2社(NanoQTおよびQuanmatic)が合同開設社として参加するとリリースにあるが、今回そのうちの一社であるQuanmaticが正式に表明した。
Quanmaticは、2022年10月に設立。目的は「アルゴリズム知財と研究成果をビジネス課題に適用するための最適化エンジンの開発を継続して進め、ハードウェアに依存しない汎用的な量子計算技術の効率化ソリューションを展開する」としている。


