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QUANTUM BUSINESS MAGAZINE


理化学研究所、大規模ハイブリッド量子SCプラットフォームにQuantinuumの量子システムモデル「H1」を導入
世界最大の統合量子コンピューティング企業であるQuantinuumと、日本最大の総合研究機関であり世界有数のハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)センターを拠点とする理化学研究所が協力関係に合意。 プロジェクトは、経済産業省所管の国立研究開発法人である新エネルギー・...
Hideki Hayashi
2024年1月10日


SandboxAQ、計算化学の先駆けであるGood Chemistryを買収
SandboxAQは、計算化学の先駆けであるGood Chemistry社を買収したことを発表した。 数日前「量子・AIとセキュリティ:SandboxAQの戦略」の記事でSandboxAQを紹介した。 Good Chemistryは、1Qbit(量子コンピューティング用AI...
Hideki Hayashi
2024年1月10日


Qrypt、NVIDIA Inceptionに参加
Qryptは、量子安全な暗号化技術を利用することで、ますます複雑化するAI主導の環境間を移動するデータの整合性と機密性を確保することに取り組んでいる。 HNDL攻撃(Harvest Now, Decrypt Later)は、鍵の送信を排除しない限り、NISTのポスト量子暗号...
Hideki Hayashi
2024年1月10日


PsiQuantum、DARPA主導のUS2QCプログラムにおいてフェーズ2に選定される
2023年初頭、DARPA(米国防高等研究計画局)は、量子コンピューティングに関する革新的なアプローチにより、従来の予測をはるかに上回るスピードで実用規模の運用を実現できるかどうかを判断するため、「US2QC(Undexplored Systems for...
Hideki Hayashi
2024年1月10日


Quantum Delta NLとNWO(オランダ科学研究機構)、 1,040万ユーロ(約16.5億円)の助成金で量子イノベーションを推進
オランダの量子技術を強化する取り組みとして、デルフトに本拠を置くQuantum Delta NLはNWOと協力して、 19件の先鋭的研究プロジェクトに1,040万ユーロの助成金を授与した。国家プログラムのアクションライン「研究とイノベーション」の一環。Quantum...
Hideki Hayashi
2024年1月9日


Rigetti、Ankaa-2システムの一般公開を発表。2.5倍のパフォーマンス向上
Rigettiの84量子ビットAnkaa™-2システムは現在、Rigetti Quantum Cloud Services (QCS™) を通じてすべての顧客に公開されている。Ankaa-2は、2量子ビット忠実度の中央値98%を達成しており、同社の以前のQPUと比較して2....
Hideki Hayashi
2024年1月8日


D-Wave、SOC2 Type2セキュリティ要件の監査を完了
SOC2(Service Organization Control Type 2)は、米国公認会計士協会(AICPA)が開発したサイバーセキュリティ・コンプライアンス・フレームワークである。 D-WAVEは、2023年3月にSOC2Type1監査を完了させている。それに続い...
Hideki Hayashi
2024年1月8日


本源量子(Origin Quantum)、第3世代超伝導量子コンピューター「悟空(Wukong)」が6日稼働開始。
本源量子は、2017年に設立された中国の企業。前世代は、2022年から超伝導チップ技術をベースにした24 量子ビットの Wuyuan量子コンピューターとして既に稼働し、ユーザー提供されている。 研究を行っている量子コンピューティングチップ重点研究所の副所長、Jia...
Hideki Hayashi
2024年1月7日


SandboxAQがCarahsoftと提携、公共部門におけるサイバーセキュリティおよびAI対応量子ソリューションを展開
SandboxAQが、政府ITソリューション・プロバイダーであるCarahsoft Technology Corp.との提携を発表した。これによりCarahsoft は、既存の契約と再販業者、インテグレーター、コンサルタント・ネットワークを通じ、最新の暗号化管理プラットフォ...
Hideki Hayashi
2024年1月5日


UCLAリサーチパークの拡張、量子科学工学センターの拠点に
UCLAリサーチパークの旧ウエストサイド・パビリオン・ショッピングモールの敷地を買収し、そこには新たに「量子科学工学センター」が創設される。このUCLAの新しい量子イノベーションハブは、コンピューティング、通信、センシングなどの分野で大きな進歩をもたらし、急成長する分野で新...
Hideki Hayashi
2024年1月5日


MarketDigitsによる市場調査:量子暗号市場、2030年には4億470万米ドル(約570億円)に
MarketDigitsが量子暗号市場の調査レポートを発表した。1億970万米ドル(約150億円)と2023年を評価し、年20.5%の成長を続け2030年には4億470万米ドル(約570億円)になるだろうとの予測をしている。 主な内容は、ベンダー評価...
Hideki Hayashi
2024年1月2日


量子とサイバーセキュリティ:SNDL攻撃(Store Now Decrypt Later)は差し迫った脅威
前回の投稿では、NISTが進めるPQC(ポスト量子暗号)の標準化について記述しました。 現在のITインフレストラクチャの構築には20年を超える時間がかかっており、仮に10年後、実用的な量子コンピューティングが登場だとしても、インフラストラクチャへの影響はあまりに大きすぎます...
Hideki Hayashi
2024年1月1日


東京大学、ICO(indefinite causal order:不定因果順序)による量子電池を発表
[ 量子電池の充電デモンストレーション。家庭で見かける単三電池よりも大きいが、量子電池として機能する実験装置はスマートフォンの電池を改善する可能性のある充電特性を実証。©2023 Zhu et al. CC-BY-ND ]...
Hideki Hayashi
2023年12月30日


量子とサイバーセキュリティ:2024年はNISTのPQC(ポスト量子暗号)がテーマに
それはいつなのか?ということには関係なく、大規模な量子コンピュータが実用化すると、現在使用されている公開鍵暗号システムの多くは解読されてしまいます。 歴史を振り返ってみると、今現在の公開鍵暗号によるインフラストラクチャの構築には20年かかったと言われます。量子コンピュータの...
Hideki Hayashi
2023年12月29日


Quantinuum、「すべての人に量子を教える時が来た」 中高生向けの量子教育で画期的な成果
「すべての人に量子を教える時が来た」 Quantinuumが、量子物理学の教育実験において画期的な成果をあげたことを報告した。 教育実験の内容は以下の通り。 ・対象は、15~17歳の学童54人 ・英国の州立学校を中心とした36校の応募者1,000人から無作為に選考...
Hideki Hayashi
2023年12月24日


コラム:量子の冬、本格化か!?
クリスマスを迎え、いよいよ年末年始が近づいてきました。量子界隈もSNSなどで企業挨拶が増えてきました。 欧米の調査会社やメディアでは本年を総括し、また来年がどのような年になるかを予想する記事が増えています。それらを読んでいると、いよいよ量子の冬が本格化しているのを感じます。...
Hideki Hayashi
2023年12月24日


京都大学と広島大学による共同研究、複数光子の量子状態の実現と検証に成功
京都大学と広島大学による共同研究。その成果が、光量子コンピュータや光量子センシングなどの応用にもブレークスルーをもたらすものとして、22日米国の国際学術誌「Science Advances」にオンライン掲載された。 一口に「量子」と言っても種類は幅広く、物質を形作る原子その...
Hideki Hayashi
2023年12月23日


US Army、Rydberg Technologiesの量子センサーを使用して、世界初の長距離無線通信を実証
Rydberg Technologiesは、無線周波数 (RF) 量子センシングの先駆者であり、リュードベリ原子量子技術の世界的リーダーである。 先ごろ開催された「米陸軍戦闘能力開発司令部(DEVCOM)C5ISRセンター・ネットワーク近代化実験2023(NetModX23...
Hideki Hayashi
2023年12月23日
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